ユーラシア大陸

ユーラシア大陸(ユーラシアたいりく、英: Eurasia)は、ヨーロッパとアジアを合わせた地形的に独立した地域の事。六大陸の中で一番大きい大陸である。
概要[編集]
その語源がユーロ (Euro) + アジア (Asia) にあることからもわかるように、ヨーロッパとアジアとを合わせた地形的に独立した地域を指す。
かつての古代ギリシア古代ローマ人の地理的な知見は地中海沿岸に限られており、北岸がヨーロッパ、南岸がアフリカ、東岸がアジアと定義された。しかしその後、地理的な知見が拡大するとともに、ヨーロッパとアジアの地理的な境界が明確でない事が明らかとなった、そのため現在では、地理的には両者を一体として、ユーラシア大陸として扱われる。
もっとも現在でも、アジアとヨーロッパの区別は存在するが、その境界は人為的なものなので明確でない。ウラル山脈カスピ海、大コーカサス山脈黒海などを境にする説が主流である。
なお、アフリカに関しては、スエズ地峡という明確な境界が存在するため、スエズ地峡以南はアフリカ大陸、以北はユーラシア大陸と、地理的に明確に区分される。ただし、両者は地続きであることから、これを合わせてアフロ・ユーラシア大陸と呼ぶことがある。