黒豆2

黒豆の成分と効能
黒豆は大豆の種類のうちの一つですが、ダイエットや健康食品としての注目が集まっているのは、黒豆に含まれる成分とその働きが私たちの身体に必要なものを豊富に含んでいるからです。

■黒豆のアントシアニンの効能

黒豆には一般的な大豆(黄大豆)に比べてその黒い皮の部分にアントシアニンという物質が多く含まれているため抗酸化作用が高いのが特徴です。アントシアニンは目によいといわれているビルベリーなどにも多く含まれている成分で、疲れ目などの症状の改善にも効果があるといわれています。アントシアニン自体坑酸化作用の高い成分ですが、ビタミンCとくっつくと抗酸化作用が3?5倍にもなるそうなので、黒豆を食べるときにビタミンCが多く含まれる食材と一緒に食べるとさらに高い効果が期待できます。

■黒豆のサポニンの効能

黒豆に含まれるビタミンやサポニンの量も一般的な大豆に比べてかなり豊富に含まれています。サポニンは抗菌・抗炎症効果がある物質で、油脂を分解する作用があり、中性脂肪コレステロールを抑える効果があります。さらに黒豆に含まれるサポニンには体内にあるいらないものを排出してくれる働きもあり、胃や腸の働きを助け、便秘の解消や解毒効果があるといわれています。便秘黒豆の煮汁にはこのサポニンが多く溶けだしているので煮汁にはダイエットや肥満防止に役立つ成分がたくさん含まれているといえるでしょう。昔から薬のような使われ方をしていたこともあります。