パン作りレシピ

パンの焼きあがる時の香り! 大好きです! オーブンの中で膨らんでいくパンをオーブンのガラスに張り付いてじーっと見ているとパンがまるで生きているかのようにもこもこ膨らんでいくのは見ていてなんだかわくわくしてきます。おうちでパンを作ると、生地を練ってこねてやさしくつつんで発酵させて…まるでパンを育てていくような気分で美味しくおいしくなるように作っていきます。


手作りパンの出来上がったときの嬉しい気持や焼きたてのパンを食べられる幸せをおうちでも簡単に味わってもらえるように、はじめての人でも簡単に子供と一緒に楽しんで作れるかんたんパン作りレシピをご紹介します。

まずは食事パン・本格的イギリス食パンの簡単パン作りレシピ
朝食などにも大人気の食事パンといえば、山形のイギリスパンですよね。このパン作りレシピをアレンジしてイギリス食パンにレーズンやくるみを混ぜた作り方で作ってみてもおいしいですよ。

【材料】(1.5斤分)

■初めの手ごね用

強力粉(小麦粉) 150g
砂糖 15g
イースト 6g
仕込み用の水 195g
■1回目のニーディング(生地をなじませるためにこねる)用

強力粉 150g
塩 6g
■2回目のニーディング用

ショートニング 15g
【作り方】

初めに強力粉と砂糖を一緒にふるいます。目の細かいザルなどを使ってふるっても大丈夫です。仕込みようの水は、少し温めて38度くらいに冷ましておいてください。
ふるった強力粉と砂糖をボールに山になるように入れ、山のてっぺんにくぼみをつくってイーストを入れます。
冷ました水を周りから少しずつ流しいれ、周りから包み込むように混ぜ合わせていきます。水とイーストも完全に混ざってから5分ほどよくこねてください。生地が周りにつかなくなって、まとまってきたらOKです。
1回目のニーディング用の強力粉と塩を一緒にふるっておきます。
5分ほどよく練った初めの生地をテーブルなどの台の上にのせ、1回目のニーディング用の強力粉と塩を生地の下に敷くようにして少しずつ加えていきます。練りながら加えていき、全部混ざったら10分ほどよくこねます。
生地にショートニングを加えてさらに10分こねます。こねたら丸めて生地が入るくらいの少し小さめのボールに入れます。
大き目のボールか食器洗いようの桶などに30?32度くらいのお湯を張り、その中に生地の入ったボールを入れ大きいボール全体をラップで包みます。このとき中のお湯が生地の入ったボールの中に入らない程度の量のお湯を張り、あまり揺らしたりしないようにしましょう。このまま第一次発酵のため、30分待ちます。
30分たったら生地の入ったボールをお湯からだし、生地をテーブルやまな板の上に落として、膨らんだ生地のガス抜きをします。ちょっと手荒かな? と思うくらいの力で落としてあげると簡単にガスが抜けます。
生地を20?25分休ませます。この生地を休ませている時間を「ベンチタイム」といいます。生地が乾かないようにぬれふきんなどで包むか、生地をボールに入れてその上から濡れたふきんをかぶせておくと生地をゆったりと休ませてあげることができます。
休ませた生地を4等分します。生地を裏返して、同じ大きさになるように楕円形(だえんけい)に伸ばします。横から一度三つ折にして、さらにタテからくるくるっと丸めて形成します。パン型の周りにバターを塗り、形成した4つの生地を均等にパン型の底に並べます。
第一次発酵の時と同じようにパン型の入る大きさの桶かボールに40度のお湯を張り、パン型の中にお湯が入らないように型をお湯に入れ全体をラップで覆って30分2次発酵するのを待ちます。
第2次発酵を待っている間に、オーブンかオーブン・レンジを200度に温めておき、30?35分間焼き上げます。焼きあがったら、伏せた茶碗を並べた上にバーベキュー用の網を乗せて、底に焼きあがったパンを出しましょう。型に入れたままだと出しにくくなり、熱で周りが湿ってしまいますので、注意してくださいね。
子供と一緒にお菓子パン・甘いミルクのチーズパン作りレシピ
ふわふわっとしたパン生地に、ちいさなチーズを入れて焼くとちょっとかわいらしいおやつのパンが作れます。このパン作りレシピをアレンジして、チーズのほかにチョコを入れても美味しいです。