北極2

■ジャコウ牛

ジャコウ牛は特殊な臭気があって、100m先からもジャコウ牛の臭いがすることから、この名前がついたとされていますが、正確なことではありません。現在は4?5万頭がカナダ北極の島々に棲んでいます。大きさは普通の牛と同じか少し大きいくらいで、コケや草を食べています。

カリブー(トナカイ)

北極で見られるカリブーは、少数で群れを作って行動しています。食べ物は、ツンドラに生えるコケや草で冬は積雪の少ない場所でコケを掘り起こして食べています。カリブーイヌイットにとって高級食材で、毛皮は防寒着、パーカーやブーツになり、イヌイットにとって大切な動物です。

■アザラシ

北極に住むアザラシは2種類います。タテゴトアザラシは生まれたばかりの子供は白く、つぶらな瞳をしていてとても人気があります。アゴヒゲアザラシは口の周りに海底で食べ物を探すために長い感覚毛があます。そのためアゴヒゲアザラシと呼ばれています。

■セイウチ

北極周辺に棲む哺乳類です。海岸の近くに群れで棲んでいて海底の貝や無脊椎動物を食べています。普段はおとなしいのですが、ホッキョクグマなどに攻撃されると、以外にも反撃して負かしてしまうことがあります。