ナノケア

家電売り場やメイク、美容関係の言葉で「ナノケア」という言葉をよく聞くようになりました。「ナノケア」はとっても細かいマイクロの世界より、さらに小さいものの世界の話になります。一番初めに「ナノケア」という言葉を聞いたのはドライヤーで、ナショナル「イオニティ・ナノケア」という商品だったと思います。それまで画期的だと思っていた「マイナスイオンドライヤー」より髪にダメージを与えないということでしたが、この「ナノケア」とはいったいどんな働きがあるのでしょうか。美容やお肌に良いらしいと聞くとちょっと気になる「ナノケア」のイロイロな商品について調べてみました。


ナノケアの「ナノ」って?
「ナノケア」の「ナノ」とはいったいどういうものなのでしょうか。「ナノケア」の「ナノ」は大きさを表す単位で、「センチcenti」「ミリmilli」などの仲間です。どのくらい小さなものかというと、「メートル m」を「1」とした場合、「デシdeci」が「0.1」、「センチcenti」が「0.01」、「ミリmilli」が「0.001」、「マイクロ micro」が「0.000001」、その次に「ナノ nano」で「0.000000001」という大きさになります。
漢字で「ナノ」という大きさを表すと「一塵」と書きます。「ナノケア」この「ナノ」という小さな小さな世界の技術「ナノテクノロジー」から生まれた「ナノ粒子」「ナノイーイオン」などを使うことで、目に見えない塵(ちり)位の大きさの面からいろいろケアしてくれるもの、ということですね。